経営改善
・肉用牛肥育経営安定交付金制度New!     
 肉用牛肥育経営の安定を図るため、月ごとに肥育牛1頭当たりの標準的販売価格が標準的生産費を下回った場合、差額の9割を補塡金として交付する。

・畜産生産基盤育成強化事業       
 経営感覚に優れた生産性の高い畜産経営の確率を推進するため、関係機関・団体による経営分析を行う。

・畜産特別資金等推進指導事業     
 畜産特別資金借入者の経営を改善するため、関係機関・団体で組織する「畜産特別資金等岩手県支援推進協議会」による農家指導等を行う。

・ミルキングシステム診断事業      
 酪農経営における収益性向上のため、ミルキングシステム診断及び搾乳指導等を実施する。

・肉用牛経営安定対策補完事業
 肉用牛の安定生産を確保するため、国の経営安定対策を補完する取組を支援する。(地域における肉用牛生産基盤強化等対策)

・優良繁殖雌牛更新加速化事業(肉用牛)
 高齢の繁殖雌牛から優良な若い繁殖雌牛への更新による収益性の向上を図るため、本県における事業窓口団体としての業務を行う。

・畜産クラスター機械導入事業(窓口団体事務)
 畜産の収益性向上等を推進するため、畜産・酪農収益力強化整備等特別対策事業のうち機械導入事業について、本県の窓口団体としての事務を行う。

・畜産経営体生産性向上対策事業(ICT化等機械装置等導入事業)
 肉用牛経営及び酪農経営における労働負担軽減・省力化、飼養管理技術の高度化に資する機械装置の導入(リース)等を支援する。

・酪農経営支援総合対策事業(酪農労働省力化対策事業       
 酪農経営における労働負担軽減・省力化、飼養管理技術の高度化に資する機械装置の導入(リース)及び導入される機械装置と一体的な施設の整備を支援する。

・畜産近代化リース協会貸付事業
 畜産近代化リース協会貸付事業により導入された施設・機械の適正利用を確保するため、指導等事業件確認と管理状況調査等を行う。

・生産基盤拡大加速化事業(肉用牛)
 優良雌牛の増頭による肉用牛生産基盤の拡大を図るため、本県における事業窓口団体としての業務を行う。(令和5年度で事業終了、令和6年度以降は成果報告のみ)
家畜改良
・家畜人工授精用精液流通調整事業
 本県の肉用牛及び乳用牛の改良増殖を推進するため、家畜人工授精用凍結精液及び受精卵等の供給を円滑かつ安定的に行う。

・家畜登録事業
 本県で飼養される乳用牛及び豚の改良を促進するため、家畜登録事業の活用を推進する。

・家畜共進会開催事業New!
 県内畜産農家の家畜改良意識の向上と相互研鑽の場を提供するため、全県を範囲とする岩手県畜産共進会を畜種別に開催する。

・酪農経営支援総合対策事業(乳用牛改良増殖推進)
 一般社団法人家畜改良事業団と牛群検定組合との間で行われる事務手続きの円滑な実施のため、窓口業務を行う。

・馬の改良増殖推進事業
 農用馬の改良及び生産振興を図るため、奨励金の交付等を行う。
家畜衛生
・家畜防疫互助基金支援事業New!       
 口蹄疫、豚熱(CSF)等発生時の経済的損失を生産者が互助補償する体制整備のため、互助基金制度の周知と加入促進を行う。

・家畜防疫・衛生指導対策事業New!
 地域における自衛防疫活動を推進するとともに、農場HACCP認証の取得に向けた取組を支援する。

・馬飼養衛生管理特別対策事業
 馬の飼養環境の脆弱化による飼養衛生管理技術レベルの低下を防ぐため、衛生管理に係る講習会の開催等を行う。

・育成馬等予防接種推進事業
 馬伝染性疾病の発生を防止するため、計画的な予防接種(日本脳炎、破傷風及び馬インフルエンザ)を推進する。

・馬防疫強化地域推進対策事業New!
 馬インフルエンザ及び馬鼻肺炎の防疫対策を推進するため、検討会を開催するとともに、農用馬等へのワクチン接種を推進する。

・牛疾病検査円滑化推進対策事業
 死亡牛の円滑かつ適正な処理とBSE検査の円滑な実施を推進するため、処理に要する費用への補助を行う。
情報提供
・図書事業New!
 畜産に関する知識・技術の普及向上を図るため、公益社団法人中央畜産会が発行する月刊誌「畜産コンサルタント」等の書籍の斡旋配 布を行う。

・畜産理解促進事業
 競馬場等、市民が集う場所・催事において畜産物の配布等を行い、畜産への理解を促進するとともに、地方競馬の活性化を支援する。

・地域畜産支援指導等体制強化事業
 地域畜産の安定及び高度化を図るため、国及び県の主要な畜産振興施策を補う各種事業を実施する。